
この度株式会社MadeHereは、海上自衛隊補給本部と製造中止部品の調達対策に向けたリバースエンジニアリング技術調査に関する契約を締結したことをお知らせいたします。
本技術調査は、製造中止となった部品について、現物の解析や代替品・復刻品の検討を通じて、機器の機能を回復するための手法を調査するものです。
本件は海上自衛隊補給本部が2026年7月に実施した公募において、当社が求められる技術・体制の要件を満たすことが認められ契約締結に至りました。
■契約概要
件名:技術調査/製造中止部品対策 リバースエンジニアリング(ORR-13C)
発注元:海上自衛隊補給本部
契約相手方:株式会社MadeHere
契約締結日:2026年8月21日
※上記は、防衛省・海上自衛隊が公表している契約情報および公募の公示に基づく内容です。
■MadeHereの取り組み
株式会社MadeHereはデュアルユースのスタートアップとして、民間産業と防衛の両分野における廃番部品の調達課題に取り組んでいます。
「部品が廃番となり必要な時に入手できなくなる」ことは民間の産業プラントと防衛装備品が共通して抱えている課題です。特に長年使われる設備ほど、当時の図面や製造データが残っておらず、メーカーもすでに生産終了しているため稼働で損傷した現物しか残っていないケースが多くなります。当社は、このような廃番品に対して、現物の3Dスキャンとリバースエンジニアリングによる解析と、製造品ごとに適したサプライチェーンの構築・管理による復刻製造を提供しています。
これまでに、民間ではエネルギー・化学・食品をはじめとする多様な分野のプラント設備部品、防衛では自衛隊や米軍の装備品部品を製造してまいりました。また2026年2月には、米国海兵隊補給処整備コマンドと、インド太平洋地域の活動における、日本の産業基盤を活かした製造・整備インフラ補完体制の構築を目指す官民パートナーシップ* を締結しています。
当社は今後、本技術調査を通じて、製造中止による廃番部品の復刻・代替に関する知見を積み上げ、防衛装備品のDMSMS課題解決に貢献してまいります。また、本技術調査で得た知見は、民間の産業プラントにおける廃番部品対策にも生かしてまいります。